2012年8月21日火曜日

雪と氷@群馬県立館林美術館と広島死闘編、侠客列伝@浅草名画座

先日、友人に群馬県立館林美術館に連れていったもらいました。
『雪と氷 『雪華図説』から近現代の美術まで』を鑑賞しました。
福沢一郎さんの作品が寒さが伝わってきました。

その後浅草で『仁義なき戦い 広島死闘編』と『侠客列伝』を観ました。
『広島死闘編』はラストシーンがとても好きです。
今回観て、カメラの動きがダイナミックでした。ラストの夜のシーンはいつ観てもいいです。
『侠客列伝』は劇中の季節がお盆で、シンクロしていました。

2012年8月15日水曜日

旅行@香川県と九州

先日、香川県と九州に行きました。
夜高松に入りました。瀬戸内海の工場が白いライトで照らされていてキレイでした。
工場の姿は、現代アートのようです。

翌朝うどんを食って、高松市美術館で開催中の「高松コンテンポラリーアート・アニュアル VOL.02」へ。
平野薫さんの作品が4つも見れました。空調の風にゆられて、白い糸の固まりが霧のようでした。長く見れます。
常設展では、国内の現代作家と漆芸品をフューチャー。塩田千春さんの作品が展示してありました。糸に意志を感じる作品でした。鳥の絵の器が色のコントラストとユーモラスな絵で面白かったです。

その後丸亀市にある、丸亀市猪熊玄一郎美術館へ。ホンマタカシニュードキュメンタリーを鑑賞しました。アメリカライオンのドキュメントをライトを照らしてみて、観察気分を味わえました。入り口の木で出来た筒が、木の匂いのする映画館のようでした。
物物展は猪熊玄一郎さんの収集したものをホンマさんが撮影、写真と骨董品両方を展示。猪熊さんの暮らしている感じがしました。ホッチキスが龍に見えました。
キノコのインスタレーションが、モニターも照明装置なのかと思いました。
その後地図を頼りに、街へ。美容院に展示してある作品を見て、うどん屋へ。
天ぷらうどんをすすりながら、ホンマさんの作品を鑑賞しました。天ぷらが揚げたてで旨く、またホンマさんの作品が空間と馴染んでいました。

その後郷土資料館へ。キューブに入れられたポスターが入り口に置いてありました。
さらにその後丸亀城天守閣へ。天守閣は当たり前ですが、昔の建物なのでヒューマンスケールの大きさに、白木の額に地元の子供の写真。格子戸から吹き込む風が涼しくて、等身大の展示でした。

4年ぶりに駅寝をした後、7月に行った水戸芸術館の「水戸岡鋭治の鉄道デザイン展」(http://kituneeizou.blogspot.jp/2012/07/blog-post_23.html)の世界観を実地で見るべく九州へ。
関門橋をくぐり列車の顔が門司駅のホームをうかがうと車内の明かりは一度消えすかさず点灯。
本州とは違う座席シートに身を委ね、すれ違う有明や特急かもめをみて、ああ九州へきたんだなと。
人吉駅でSL人吉が見れました。観光列車いさぶろう号へ。
大畑駅では国内唯一のスイッチバックとループ線のハイブリッド登坂線路を体感致しました。スイッチバックは去年の四国(http://kituneeizou.blogspot.jp/2011/08/blog-post_16.html)以来、ループ線は今年のはじめの土合で乗って以来です。今回は丁寧に解説があって解りやすかったです。
隼人から進む車窓の風景は、海そして桜島。いよいよ鹿児島でございます。
指宿で一泊して、JR最南端の西大山駅。車窓から開聞岳が徐々に大きくなって後方へと離れていくと終着駅枕崎。
その後バスで知覧の特攻平和会館へ行きました。

桜島の風景を知ると、小説『逃亡くそたわけ』をより楽しめると思いました。
帰宅後、熊本でいきなり団子を食べ忘れていたことに気付きました。

2012年8月7日火曜日

具体展@乃木坂

先日、国立新美術館で開催中の『具体展』を観ました。

白髪一雄さんの作品が描いているときと、展示の次元が違っていて見入ってしまいます。

散歩、映画鑑賞@京橋、乃木坂、麻布

先日京橋で行われたASK映像祭で『キカイデミルコト』(2011年瀧健太郎監督)を観ました。
作中引用される作品のほとんどが初見でした。
島野義孝さんの『テレビドラマ』(1985年)や出光真子さんの『主婦の一日』(1977年)、中島興さんの『My Life』(1976年)など気になる作品多数。
面白かったです。

その後ギャラリー間でスタジオ・ムンバイと、TAKE NINAGAWAで須藤由希子さんの個展をみて下北沢に行きました。
スタジオムンバイの木を囲む平屋の集合住宅が和みます。人が踊っている映像が興味深かったです。
須藤さんの作品は鉛筆と絵の具の境界線が気になりました。

暑い一日でした。

2012年8月5日日曜日

美術鑑賞@谷中SCAI THE BATHHOUSE

先日、平野薫さんの個展「Re Dress」を鑑賞しました。
糸から着ていた人の生活が感じられて、面白かったです。
作品素材を読んだあとだと糸玉も見入ってしまいます。